PENTAX K-70 は実力機2018年09月16日 16:28

PENTAX K-70
9月8日掲載のブログで PENTAX K-3Ⅱを修理に出す旨を書きました。修理期間は2週間だが、その間に採集した魚及び変化の過程を記録しなくてはならないので、低価格の PENTAX K-70を買ってしまった。

買ってしまった…という後悔の念は、年金生活なのに節約しなくても良いのか?という後悔ですが、今撮っておかなければ2度と撮れないかもしれない!と後で後悔する!ことのほうが強かった訳です。

K-70は価格帯からみて他社と同様のエントリー機種の位置付けなんだろうけれど、使ってみると倍の価格もするK-3Ⅱを買わなくても良かったんじゃないか?と思わせるほどの実力をK-70は持っていた。

使用状況での細かな要望はあるものの、K-3Ⅱの時と同様に使えるうえに画像も遜色なしときた。K-3Ⅱが直ってきたら息子に譲る予定だが、う~む手放すのが惜しい… とまで思う。

撮影の方向性や目的は人それぞれで、何をもって評価するかも百人百様あるわけですが、当方が気に入っているのは、画質、連続シャッターの軽快さ、高感度、操作性、そしてペンタプリズムの光学ファインダーを搭載していること。

現在、ペンタプリズムのファインダーを搭載している機種は PENTAX、Canon、Nikon の3社しかなく、PENTAXは全機種に搭載されているけれど、他2社は本体価格が10万円以上のミドルクラス以上の機種にしか搭載されていないわけで、ある意味、エントリー機種を買う人はペンタプリズムのファインダーは要らないよね?と切り捨てていることになる。

マクロレンズで全長 21mm(50円玉)~26.5mm(500円玉)の気ままに動く魚を撮ろうとした場合、「あっ今だ!」とシャッターを切れる時間は1秒ほどであり、AFの自動追尾機能やEVFファインダーのマーキング(ピント合致を知らせる機能)なんか役に立たないわけで、眼でピントを確認しながら「あっ今だ!」とシャッターを切れるのはペンタプリズムのファインダーしかないのです。

K-70は低価格帯の設定ながら、一眼レフカメラの基本的な機能と性能を上位機種並みに備えておりコスパは高く、初心者のみならず、これからのめり込む方にも勧められる機種だと思う。

それじゃ上位機種は要らないんじゃないか?と考える方もいるでしょうが、上位機種は上位機種なりの良さがあるんです。

今回のに限って言えば、親指手のひら側の角が痛くないホールド感、ダイヤルの大きさ、本体上部の情報画面、レンズを持って構えたときの窮屈感の少なさ、視度調節がダイヤル式、カードスロットが2つあるなどなど…。なので手放すことはまずないでしょう。

デジカメ PENTAX K-3Ⅱの不具合2018年09月08日 22:02

PENTAX K-3Ⅱ
2016年4月に購入した PENTAX:K-3Ⅱに不具合が出てきた。
連続してシャッターを切ると、2枚目以降が真っ暗な画像となる現象が多発する。

チョロチョロと動き回る魚の動きが緩やかになる時を狙って一心にシャッターを切るのだけれど、写っているはずの画像が真っ暗で、これでは困ってしまう。

PENTAXのホームページからピックアップリペアサービス(自宅に取りに来てもらって自宅に届けて貰う)を使って修理の依頼をする。

不具合の診断内容は「シャッター幕の不具合(時々開かず)」とのこと。そういえば… 購入当初のように軽快にシャッターが切れなくなっていた。シャッターを切った回数は4万回弱だけれど、不具合が出るには早すぎると思う。

シャッターの機構なんて思い出すこともなかったが、「電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター」なのだ。各カメラメーカーも「電子制御式~フォーカルプレーンシャッター」なのだ。

修理期間は2週間、金額はWeb見積+諸経費で2.3万円ほど。
修理から戻ってきたので早速試し撮りをしてみる。うん、うん、軽快に気持ち良くシャッターが切れて真っ黒画像現象も起きない。

作業内容は部品交換と点検となっているが清掃も行われていて、フォーカシングスクリーンの右下に付いていたゴミがなくなっていた。何となくファインダー内が清楚に見えて、リフレッシュされた感じがする。

私の買い替え頻度は7年~9年なので、これからも大切に使わなくちゃ!